AWS Data Exchange for Amazon S3

データプロバイダーの Amazon S3 データに直接アクセスして利用する

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AWS Data Exchange for Amazon S3 では、データサブスクライバーがデータプロバイダーの Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットからサードパーティーのデータファイルに直接アクセスできます。サブスクライバーは、これらのファイルを、Amazon Athena、Amazon SageMaker Feature Store、Amazon EMR などの AWS サービスでデータ分析に簡単に利用することができ、データのコピーを作成したり管理したりする手間がかかりません。 

サブスクライバーの主なメリット

セグメンテーションの向上
インサイトまでの時間を短縮

一度サブスクライブすれば、Amazon S3 バケット名を使用して S3 のデータにアクセスする場面でどこでも、プロバイダーのデータを利用することができます。 

ガバナンス
ストレージコストの最適化

S3 バケットの設定、S3 バケットへのデータファイルのコピー、関連するストレージ料金の支払いなどを行うことなく、分析を開始できます。

セグメンテーションの向上

データライセンス管理の簡素化

プロバイダーの S3 バケットへのアクセス権は、サブスクリプション時に自動的に付与され、サブスクリプション終了時に自動的に取り消されます。

セグメンテーションの向上

自動更新

データプロバイダーが維持する同じ S3 オブジェクトにアクセスすることで、追加のエンジニアリングや運用作業なしに、常に最新のデータを利用することができます。

AWS Data Exchange for Amazon S3 のデータセット 

Amazon S3 向け AWS Data Exchangeの仕組み

AWS Data Exchange for Amazon S3 の使用方法を示す図

お客様の導入事例

AWS Data Exchange for Amazon S3 により、Rearc は大規模で常に変化する金融とヘルスケアのデータセットを顧客に容易に提供できるようになりました。バケット間でデータを重複させる必要がなくなり、更新も瞬時に行えるようになったので、サブスクライバーにより良いカスタマーエクスペリエンスを提供できるようになりました。

Rearc、共同創設者兼プリンシパルアーキテクト、Milin Patel 氏

 

Ovation のミッションは、高品質で同意済の代表的なクリニックゲノムデータを、ライフサイエンス企業の手元に大規模に届けることです。この目的を達成するためには、研究者が迅速かつ効率的にデータにアクセスできるようにする必要があります。そのため、AWS Data Exchange for Amazon S3 を利用して、ライフサイエンス分野のパートナーがわずか数ステップで当社のゲノムデータセットにアクセスできるようになることを嬉しく思います。AWS Data Exchange for Amazon S3 を通じてデータを直接配信することで、ゲノムデータセットの Time to Value が短縮され、Ovation およびパートナーのコストを削減することができます。

Ovation、CEO、Curt Medeiros 氏
 

Vexcel は、世界最大の航空画像と地理空間情報プログラムを運営しています。私たちはペタバイト級の画像を AWS に保存し、毎日およそ 10 万枚の新しい画像を公開しています。また、AWS Data Exchange for Amazon S3 により、最新のデータを必要とする幅広い顧客層に対して、サブスクリプション管理、エンタイトルメント、課金機能をより効果的に活用できるようになりました。また、これにより、オペレーションコストとエンジニアリングの作業をさらに効率化することができます。

Vexcel Data Program、COO、Rob Agee 氏

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AWS Data Exchange 学習リソース

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この革新的なリソースは、AWS Marketplace データプロバイダーから提出されたユースケースを幅広く編集したものです。各コントリビュータは、信頼性の高いサードパーティーのデータソリューションを活用することで、どのように特定のビジネス課題を解決したか、簡潔かつユニークなストーリーを語っています。

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