AWS Data Exchange for AWS Lake Formation (プレビュー)
サードパーティーデータを直接データレイクに取り込み、インサイトへの到達時間を加速化
AWS Data Exchange for AWS Lake Formation では、データプロバイダーがアクセスをライセンスします。Lake Formation 経由で、ライブですぐに使える構造化テーブルへのアクセスが可能になります。サブスクライバーは、Amazon Redshift Spectrum や Amazon Athena など、Lake Formation と互換性のある他のクエリエンジンですぐにデータを照会して分析することが可能です。これにより、データエンジニアリングチームの抽出、変換、ロード (ETL) プロセスに費やす時間が短縮され、下流のデータ利用者がインサイトを得るまでの時間を短縮することができます。
サブスクライバーの主なメリット
サードパーティーデータアクセスの迅速化
Amazon Athena または Amazon Redshift Spectrum を通じて、ETL なしで Lake Formation データ許可データセットをクエリすることができます。
サードパーティーデータをファーストパーティーデータと一緒にガバナンス
サードパーティーデータに対するきめ細かなアクセス許可を有効にし、取得したデータへのアクセスを安全に管理します。
データの重複を削減
Lake Formation データ許可データセットは、Lake Formation と AWS Glue カタログに表示されます。これにより、サードパーティーデータのための包括的で見つけやすいデータカタログを手に入れたことになります。
AWS Lake Formation 向け AWS Data Exchange の仕組み
- この図は、データサブスクライバーが AWS Data Exchange for AWS Lake Formation にアクセスし、使用する方法を示しています。左から順に、6 つのステップと 6 つのイラストが表示されます。
- 最初のステップでは、「サードパーティー」データが書かれています。最初の図は、サードパーティーのデータプロバイダーが所有するデータセットを表すデータベーススタックです。
- 2 つ目のステップのタイトルは「 AWS Lake Formation」です。テキストの説明では、「データプロバイダーは、ライセンスしたいリソースに LF タグを追加する」とあります。2 つ目のイラストは、波線が入った円に漏斗が重なっており、データレイクに追加されるデータを表しています。
- 3 つ目のステップのタイトルは「AWS Data Exchange」です。「データプロバイダーは、AWS Data Exchange を通じてデータプロダクトをキュレートし、公開する」とテキストで説明されています。3 つ目のイラストは、丸と四角が重なり合い、データのやり取りを表現しています。
- 4 つ目のステップのタイトルは「AWS Marketplace」です。テキストの説明では、「お客様は AWS Marketplace からデータプロダクトをサブスクライブする」とあります。4 つ目のイラストは、ショッピングカートの中に四角いものが入っていて、AWS Marketplace で買い物するお客様を表現しています。
- 5 つ目のステップのタイトルは「 AWS Lake Formation」です。テキストによる説明では、「データレイク管理者は、データレイクにある権利付きデータをファーストパーティーデータと一緒に管理する」とあります。5 つ目のイラストは、波線が入った円に漏斗が重なっており、データレイクに追加されるデータを表しています。
- 6 つ目のステップのタイトルは「Amazon Athena」です。テキストの説明では、「エンドユーザーは Amazon Athena のような分析サービスからデータを照会する」とあります。5 つ目のイラストでは、虫眼鏡の円の真ん中にバケツがあり、Amazon Athena を用いてデータを分析する様子を表しています。
ユースケース
エンタープライズのお客様
データ利用者は、データエンジニアリングによるファイルのクレンジング、検証、パース、テーブルへの変換を待つ必要がありません。サブスクリプションが稼働するとすぐに、Lake Formation の管理者は適切なチームとアクセスを共有し、Amazon Athena など Lake Formation がサポートするクエリエンジンを使ってクエリを実行することができます。Lake Formation データ許可データセットで利用可能になったデータは、自動的にファーストパーティーのテーブルと一緒に AWS Glue データカタログに表示されます。これにより、ファーストパーティーデータとサードパーティーデータにまたがる、包括的で見つけやすいデータカタログを作成することができます。
サードパーティーデータプロバイダー
AWS Data Exchange for Lake Formation は、データ共有のオペレーションを効率化し、お客様間で重複するタスクに費やされる時間とコストを削減します。データレイク管理者は、データベース、テーブル、カラムに適切な LF タグを付け、それらのタグを AWS Data Exchange 上のデータセットに追加します。それらの LF タグに関連するデータは、サブスクライバーが利用できるようになっています。この機能により、Lake Formation のデータはすぐに使える形で提供されるため、お客様にとって優位性を見いだせない負荷の大きい業務を取り除き、データの差別化が可能になります。
必要なデータを見つけるお手伝い
AWS Data Exchange のエキスパートが、よりスマートな意思決定を行うために必要なソリューションを見つけるお手伝いをします。
AWS Data Exchange 学習リソース
この革新的なリソースは、AWS Marketplace データプロバイダーから提出されたユースケースを幅広く編集したものです。各コントリビュータは、信頼性の高いサードパーティーのデータソリューションを活用することで、どのように特定のビジネス課題を解決したか、簡潔かつユニークなストーリーを語っています。
