AWS のチーム
AWS の従業員は、お客様のデータをよりセキュアに保護するお手伝いをします。AWS の従業員はすべて、データセンターで勤務しているかどうかにかかわらず、セキュリティを最優先するようにトレーニングを受けます。これは AWS のカルチャーです。お客様のデータを保護することがお客様にとって重要であるように、AWS にとっても重要なことだと考えます。 AWS のデータセンターをセキュアに保護する取り組みをしている従業員の一部を以下にご紹介します。
Charles
シアトルデータセンター内を通過するには、Charles と会話する必要があります。Charles は 2006 年に Amazon で勤務を開始し、当初はフルフィルメントセンターの従業員、敷地、物品の保護を担当していました。
現在、Charles は AWS データセンターのセキュリティを担当しており、AWS の仕事が最も身近なものに感じると言っています。「新人のガードマンに『何を保護しているのか』と質問すると、 一部はサーバーと答えるでしょう。しかし、実際には次の質問をすることで本当に保護しているものが見えてきます。『両親はオンラインでショッピングしますか? 姉や妹は? 兄や弟は? なぜって、それが私たちがこのデータセンターで守っているものなんだよ。私たちは、愛する者たちの個人情報を保護しているんだ』」この考え方によって、AWS のデータセンターを最前線で物理的な接触から守るガードマンのモチベーションが高まり、このリスクを非常に現実的なものにします。
Charles は、Amazon でのキャリアをAmazon 創設時に本社があった PacMed Center の警備員として開始しました。現在は、何十人もの部下を抱えるようになり、業務の範囲が大幅に変化しました。一貫して変化していないことは、彼のお客様に対する献身性と、新たなセキュリティの脅威に対して徹底して解決策を見つけようとする姿勢です。「常に、あれこれと改善する方法を考えています。毎日変化があり、同じ業務の繰り返しはありません。常に新しいチャレンジがあります」
Jennifer
ストリーミングが遅延なくスムーズに配信され、映画鑑賞がより楽しいものになったとしたら、それは AWS エッジネットワークロケーションのおかげかもしれません。エッジロケーション施設とは、小規模サーバーが集合している場所です。大規模なデータセンターとお客様の間を仲介し、AWS クラウドを高速化するサービスをサポートします。Jennifer は、米国とカナダの数十のエッジロケーションで物理的なセキュリティの維持管理を担当しています。彼女は 2006 年から Amazon に勤務していますが、その前は陸軍兵士でした。「Amazon でのキャリアはカスタマーサービスから始まりました。その次の業務でも誠実性と信頼性を大切にしていました。たとえ誰も見ていなくても、正しいことを行うことが大切です」今でもこの姿勢を貫いており、それが AWS での Jennifer の成功につながっています。現在、彼女は、エッジロケーション施設が厳格なセキュリティガイドラインに適合していることを保証しています。「お客様を大切にすること、お客様の信頼を守ることを何よりも心がけています」
Adina
AWS は、AWS のデータセンターの防御にユニークな視点をもたらす、さまざまなバックグラウンドを持つセキュリティ専門家を雇用、育成しています。インテリジェンスコミュニティーでの専門的な経験を持つ Adina は、多くの専門分野にわたるアプローチを具現化しています。「私はセキュリティエンジニアではありません。しかし、人々、施設、情報を保護する術を知っているので、エンジニアが仕事に集中できるのです」
Adina の連邦法執行機関での経験およびセキュリティ責任者としての経歴が、ハイレベルなセキュリティ戦略とセキュリティ実行における詳細な側面に影響を与えています。「私の仕事は日によって違います。現場でけんか腰になってビルドを評価している日もあれば、セキュリティに対する総合的なアプローチについて戦略を立てている日もあります」
この総合的なアプローチには、機密データをホストするスペースの設計と構築の支援が含まれます。「私たちは、ビルドプロセスにコントロールを埋め込んでいます」 施設が完成したら、AWS が要件を満たしていることを確認するために評価されます。「情報の安全性のために、データセンターには複数のセキュリティ層があります」